ブリューゲル「バベルの塔」展@東京都美術館
昨日は雨模様だったのでとても空いていました。入り口には漫画「AKIRA」の作者大友克洋さんのバベルの塔が。
塔の中には様々な人々がびっしり描かれていて、なんとも超絶技巧的な絵でした!想像以上に小さな絵で、しかも近付いても柵外からはよく見えないミクロの世界なので、双眼鏡や単眼鏡持参すればよかったな。そして、バベルの塔について多少予習していくと、さらに楽しめると思います。
世界の言語が一つでないことの種明かしがバベルの塔。神からの人間の欲望への戒め。旧約聖書のお話なのです。とても深い絵でした。
ど迫力の写実と神からの教えに浸りながら会場を出たところにタラ夫くん登場。ブリューゲル作「大きな魚
は小さな魚を食う」の中の空想生物
です。キモカワなキミがれっきとした公式キャラとは!原画には生えていないスネ毛がしっかり生やされてるー。
上野界隈のレストランでは、バベルの塔関連メニューが豊富に。たしかに、大盛り(バベル盛りというらしい)にすればそれだけでバベルの塔!